お葬式の平均費用はどのくらいですか?

葬儀費用は、形式・人数・式場・安置日数などで変わります。まず希望する内容を決め、セット料金に含まれるものと別途費用を確認してください。

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平均額だけでなく、希望する内容の見積りで比べる

葬儀費用は、形式・人数・式場・安置日数などで変わります。まず希望する内容を決め、セット料金に含まれるものと別途費用を確認してください。

全国・関東・東京都の平均費用(日本消費者協会)

日本消費者協会の第12回「葬儀についてのアンケート調査」報告書(2022年3月発行)には、次の平均額が示されています。2021年8~12月に行われた調査のうち、費用の表の「2020年~」の葬儀の区分を取り上げています。

葬儀費用の合計金額の平均(2022年発行報告書の参考値)
集計区分平均額
全国161.9万円
関東(報告書の区分)172.8万円
東京都(別集計)188.0万円

この表は、葬儀一式の費用、通夜からの飲食接待費、寺院へのお布施を扱っています。東京は「関東」と別に集計されているため、172.8万円を東京都を含む関東7都県全体の平均とは読めません。また、2020年以降のコロナ禍の葬儀を含む調査時点の数値であり、現在の価格や家族葬だけの平均額を示すものではありません。

出典:一般財団法人日本消費者協会『第12回「葬儀についてのアンケート調査」報告書』(2022年3月)、45ページ「葬儀の費用」の表。日本消費者協会の報告書案内

相談事例の平均契約購入金額(国民生活センター)

国民生活センターが2026年6月3日に公表した資料では、PIO-NETに登録された葬儀サービスの相談における2025年度の平均契約購入金額は約109万円です。これは相談が寄せられた事例の契約金額の平均であり、すべての葬儀を対象とする全国平均や、関東の平均費用ではありません。

日本消費者協会の調査とは対象・時期・費用の捉え方が異なるため、161.9万円と109万円の差をそのまま値下がりや地域差と考えることはできません。国民生活センターは、事前に希望を整理して情報を集めること、打ち合わせには複数人で臨むこと、見積書の明細を確認することも勧めています。

出典:独立行政法人国民生活センター「依然として多い葬儀サービスの料金トラブル」(2026年6月3日)、報告書7ページ・図4。国民生活センターの公表ページ/金額が掲載された報告書本文(PDF)

平均額を、そのままご家族の予算に当てはめないことが大切です

平均額は、必要な準備を考えるための目安です。実際のお見積りでは、希望する葬儀の形式と人数を決めたうえで、式場・火葬場の利用料、搬送、安置・ドライアイスの日数、料理・返礼品、宗教者へのお礼などを一つずつ確認してください。セット料金に含まれるもの、人数や日数で増減するもの、別に支払うものを分けると、ご家族に必要な総額を比較しやすくなります。

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